Googleの検索順位を上げる方法
コラム

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Googleの検索順位を上げる方法
ーSEO(Search Engine Optimization)対策。

SEO対策とは検索エンジンに対してサイトを最適化し、検索結果の上位に表示させるための施策を言います。
検索順位を上げることでホームページへの訪問者を増やすことができます。例えば、検索順位1位を獲得すると、そのクリック率は平均17%程度あると言われています。
仮に、月に1万件検索されるキーワードで検索結果1位を獲得すれば、10000 × 17% = 1700人/月の訪問が期待できることになります。Googleの検索結果は一度に表示される件数が初期設定で10件になります。つまり、検索順位が11位以降については2ページ目以降での表示となります。順位が下がるほど、クリック率(訪問率)は下がっていき、10位以下ですと、その割合は1%以下となることからも、いかに上位に表示させることが重要であるかは明らかです。
以上を背景に、SEO(グーグルの検索順位を上げる)対策はとても大切になります。今回の記事では、弊社でも実際行っているSEO対策有効なノウハウをご紹介いたします。SEO対策には大きく次の3つのカテゴリ分けが可能です。

  • 内部SEO対策
  • 外部SEO対策
  • その他のSEO対策


内部SEO対策

内部SEO対策とは、Webサイトの内部構造やHTMLタグなどの要素を最適化することで、検索エンジンにサイトの内容を正しく理解してもらい、検索結果の上位に表示されやすくする対策です。この対策は基本的にホームページを作る際に行われますので、ホームページ制作を行う会社が担当となることが多いでしょう。
これからホームページを作ろうと考えている方にとっては非常にわかりにくい部分になりますので、実績があり、信頼できるホームページ制作会社を選ぶことが重要となります。具体的な施作の一例としては以下のとおりです。


  • タイトルタグやメタディスクリプションに検索で表示されて欲しいキーワードを含める。

  • 見出しタグを適切に設定する。

    h1タグやstrongタグなど、間違った使い方をしているホームページも多いので注意が必要です。

  • 本文に適切なキーワードを自然に盛り込む。

    ホームページのコンテンツを作っていくと、自然に検索で表示して欲しいキーワードが文章中に入れ込まれていくと思いますが、これを意図的にキーワードを意識してコンテンツを作っていくことで、より強力に検索結果へ影響を及ぼすことが可能になります。

  • 画像にalt属性を設定する

    画像はimgタグで入れ込んでいきますが、画像自体にはグーグルが理解できる情報がないため、グーグルのクローラーが理解できる機械言語として、alt属性を設定します。例えば画像に会社の社長の写真を使った場合、alt属性には「●●会社の●●社長」という感じで入れ込み、グーグルに何の画像であるかを認識してもらいます。

  • 被リンクを獲得する

    ん?と思われた方も多いかもしれませんが、「価値の高いホームページには相手がリンクを貼る」ことが多いため、グーグルはこの被リンク数や被リンク元のホームページの質などを点数化し、評価しています。

  • ページ速度を改善する

    ネット上では真しなやかに「5秒ルール」なるものが存在します。ググったホームページが5秒以内に表示されなければ、大多数のユーザーは離脱してしまうというルールです。多分実際の利用者である皆様も表示の遅いホームページは見るのをやめるという経験があるのではないでしょうか?このように表示の遅いホームページはそれだけでユーザーにとってはマイナスとなるため、表示速度もグーグルは評価の対象にしていますので、表示スピードを上げる対策が必要となります。具体的にはホームページに掲載された写真データをできるだけ軽くするなどの方法です。

  • モバイル端末に最適化する

    最近はだいぶ少なくなりましたが、モバイル端末で表示した際にも最適に表示されるホームページを作ることが重要です。例えばグーグルは文字サイズ13px以上を推奨していますが、これを下回る文字サイズを頻繁に使っていると、モバイルフレンドリーではない(使いにくい)サイトと評価される可能性があります。

  • 構造化データを利用する

    パンくずナビゲーションが有名です。現在閲覧しているページがホームページのどの階層に位置しているのか?をビジュアルで示した設計図のようなものになります。

以上が内部SEO対策になります。



外部SEO対策

ここからが皆様にとっての本題になるかもしれません。
外部SEO対策とは、自サイトの外部から評価を高めることで、検索エンジンからの評価を向上させ、検索結果の上位に表示されやすくする対策です。外部SEO対策は、時間と労力がかかる場合もありますが、継続的に取り組むことで、大きな成果を得ることができます。具体的な施作の一例は以下のとおりです。


  • 良質なコンテンツを作成する

    外部SEO対策で最も有効であり、手間の要する対策がこの方法です。まず、最初にCMS(コンテンツマネジメントシステム)が導入されたホームページであることが重要です。このシステムが入っていないホームページでは、コンテンツを毎回ホームページ制作会社へ発注してページを作ってもらう必要がありますので、コストや対応速度などの点でデメリットが多くなりますので、まずはCMSを導入することを検討してください。いわゆるブログシステムと言われる機能です。ノンブログラムで記事を書くことができますので、社内のスタッフたちで記事をどんどん作っていくことが可能となり、良質なコンテンツを作るほど、ホームページの価値が高まっていきます。ワードプレスや良質なコンテンツの作り方については別記事でご紹介しておりますので、そちらの記事もご覧ください。

  • 被リンクを獲得する。

    内部SEO対策でも触れましたが、できるだけ多くの被リンクを集めることができれば、自サイトの価値を高めることができます。相互リンクやプレスリリースの配信、インフルエンサーに紹介してもらうなども有効です。

  • ソーシャルメディアで積極的に情報を発信する

    最近主流になりつつある方法としてSNSの有効活用が挙げられます。私どものお客様でも最近はホームページの集客力よりもYouTubeからの集客の方が良いと言われることも複数お見受けするようになりました。ソーシャルメディアは今までにない爆発力を備えたツールとなりますので、積極的に情報を配信し、ホームページへの流入を狙いましょう。シェアボタンの配置なども有効です。

その他のSEO対策

その他の対策として、中古ドメインを活用したSEO対策を紹介します。
なぜ中古ドメインなの?と思われた方に対して説明していますので、理解されている方は読み飛ばしてください。
さて、これまでにグーグルから良い評価をもらうにはどうすれば良いか?という点にポイントを絞っていくつか紹介してきましたが、ドメインについてもグーグルは評価しています(検索順位に影響を与えます)。ドメインパワーという表現をしますが、ドメインパワーとは簡単に言うと、Webサイトの「信頼性」や「権威性」を表す指標です。数値が高いほど、検索エンジンから評価が高く、検索結果の上位に表示されやすいサイトであることを意味します。
ドメインパワーの高いドメインとは、以下の条件を満たしたものになります。


  • 被リンク数が多い: 高品質なサイトから多くの被リンクを獲得している
  • 被リンク元の質が高い: 信頼できるサイトからの被リンクが多い
  • コンテンツの質が高い: 有益で価値のあるコンテンツを提供している
  • サイトの運用年数が長い: 長く運営されているサイトである

私たちがこれまでにホームページを作らせていただいたお客様のほとんどは、心機一転、新しくドメインを取得してホームページの運用を開始することを望まれます。決して間違ってはいませんが、ここで一度中古ドメインの活用についても考えていただくことをお勧めします。
先ほどドメインパワーの高いドメインの条件をお伝えしましたが、新しく取得(作った)したドメインは上述の条件に全て当てはまっていないことに気づかれたかと思います。そうなんです。ドメインは育てる必要があり、すごく時間がかかるものなのです。
一方、中古ドメインの場合は好きなドメインネームは選べないかもしれませんが、上述の条件を満たしたものがたくさん出回っています。そういったドメインを取得して運用すれば、最初からアドバンテージを持った状態でスタートできます。これがおすすめする理由です。気をつけるべき点としては、中古ドメインの中には過去にペナルティを受けたり、過去の運用実績の中で、これから作ろうとしているホームページに相応しくない(全く関係がない)内容のものである場合がありますので、選定が重要になります。選定については通常ホームページ制作会社が相談に乗ってくれるはずなので、冒頭にも記載しましたが、信頼できるホームページ制作会社を見つけることが重要です。


以上のような対策を施すことが重要ですが、ホームページの良い点として、「実際どうだったのか?」を検証することができ、これを行うことが運用開始後重要になってくることを補足させていただきます。このツールとしてよく使われているのが、Googleアナリティクスというソフトですが、このソフトについては詳しくは別記事でご紹介いたします。
Googleアナリティクスを使うと、訪問者数や、訪問者の国別・地域別の分布、デバイス別分布、ページビュー数、滞在時間、離脱率、コンバージョン率などの計測を行うことができますので、大変便利です。

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